古物商許可取得後について

古物商許可取得後について

古物商許可を申請してから、問題がなければ40日の標準処理期間のうちに許可証を発行する準備が整ったこと旨の連絡が入ります。

許可証の受領は原則、申請者であって、申請を代行した行政書士などが受領をすることは推奨されていません。(むしろ否定的です。)

悪いことをしていなくとも、なんとなく警察署に行くのは気が乗らない方も大勢いらっしゃることでしょう。

本稿では、「何を聞かれるの?」について少しでも知っていただき、不安を和らげていただくことを目的として執筆致します。

古物商許可証を受け取りに行った時に言われること、聞かれること

許可の維持について

欠格要件に当てはまった場合は許可が失効するなど、口酸っぱく釘を刺されます。

愛知県で弊所が担当したことのある警察署では以下の冊子を渡され、その内容にそって説明してくださりました。

帳簿への記載について

古物商は、売買等を行なった際、規定に基づき帳簿をつけなければならないことを指導されます。

盗品等を買い取った場合、規定に基づいた処理が行われたかどうかを証明するものは、この帳簿です。

記録に残すことは自身の身を守るために必要な行為ですので、必ずつけましょう。

不備がよく見られるのは「職業欄」とのことですので、忘れず聞きとるようにしましょう。

その他、住所欄等、狭くて書きづらい場合は整合性が取れるよう別紙に記載することも認められています。

また、パソコン等での記録も認められますが、印刷できる状態でなければなりません。

許可証の返納について

許可証は、業務を行なっている間のみ保持するように指導されます。

具体的には「今後使うかもしれないから」と、いった不確定な状態で保持することなどが例示されていました。

状況が変わった時の届け出について

住所が変わった場合、営業所の所在地が変わった場合など、事業に変更が生じた場合には必ず届け出を持って報告するように指導されます。

懈怠については行政指導や最悪の場合取り消しもあり得るなど、罰則を交えて説明されるかと思います。

許可さえあれば、問題ないと思う人も少なくないようですが、許可の維持についてもしっかり押さえておきましょう。

標識の掲示について

古物商許可がおりた後は営業所等に標識を掲示しなければなりません。

その旨の指導がありました。

なお、材質は金属、プラスチックまたはこれらと同程度以上の耐久性を有するものと記載がありますが、これらと同程度以上の耐久性を有するもののうち、「印刷物をラミネートしたもの」もOKで、そのうちのひとつとして認められているようです。

オークション会場への入場について

オークション会場の入場に関して、ローカルルールで「主たる営業所の届出を行なっていないと入場させない。」という運用を行なっている会場があるようです。

これを証明するには、主たる営業所の届出を完了した際に発行される「受付証」が必要なケースもあるとのことです。

この書面は再発行不可で紛失した場合、二度と手に入りません。

受け取った後は必ず保管しておきましょう。

古物商の許可取得後についてのまとめ

許可を取得された安堵感から、もうこれで好きに営業ができる。

と、勘違いをしてしまうことはよくあることだと思います。

しかし、許可はあくまでその営業をして良いというステージに立っただけであり、適法に運用することまでが許可の条件に含まれています。

最悪の場合許可剥奪等の可能性もありますので、「これって、大丈夫?」と思うようなことがあった際は弊所までご相談ください。

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